それは魂の色なのかな

極稀に刃物を持つと危険な思考に陥る時が在ります。
己を傷つけたくて仕方がなくて、
この髪を切り落としてしまおうか。
この腕に突き刺してやろうか。
この首を掻き切ってしまおうか。
この目を抉り出してしまおうか。


大抵少し立てば自力で回復します。
他人を傷つける人はよくわからないけれど自分を傷つける人の事は少しはわかる。
暗い暗い思考の内側。